奨学金制度とは?①どんな種類があるのか教えます!
公益財団法人コープさっぽろ社会福祉基金(北海道、札幌市西区)が、2021年度「コープ育英奨学生」の追加募集を始めました!
POINT
✔️ 返済不要の奨学金
✔️ 道内在住のひとり親(または両親がいない)世帯の高校1年生
1989年に発足後、20年以上にわたり心身障がい児や母子家庭の子どもへの育英奨学金事業、福祉施設やボランティア活動への助成事業を行ってきた財団です。
障がいのある生徒や、ひとり親家庭の高校生を対象にした奨学金は他にあまり類例がなく、北海道における地域と社会の福祉の向上を目指す事業として、識者、関係者から高く評価されています。
財団はその前身であるコープさっぽろ(市民生協)時代から、経済的に恵まれない障がいを持つ学生たちや母子家庭の学生たちを支援する「コープ育英奨学金」事業に取り組んでいます。
この奨学金は、返済不要の給付型奨学金です。
また、昨今はコロナ禍の影響でひとり親世帯の収入減が大きくなっていることから、今年度に限り「コープ育英奨学金」とは別に「コロナ禍修学援助金」も行っています。※「コロナ禍修学援助金」の追加募集はありません。
今回用意された追加分に応募できるのは、以下のすべてに該当する方です。
追加募集前に応募して不採用になった方や、同基金の「コロナ禍修学援助金」を受けた方も対象です。
募集人数は 100名 。
そのうち若干名、不登校生枠が用意されています。
財団が規程する「不登校生」とは、
です。
必要書類の「個人調査表」にある「出欠の記録」や「所見欄」などへの記入が必要となります。
給付金額は月額1万円。
年4回、3ヶ月分がまとめて支給されます。
給付期間は 卒業までの3年間 です。
財団の公式ホームページや電話、FAX、メールで「育英奨学金申請書」と「個人調査表」を入手します。
「育英奨学金申請書」には
の3項目があります。
本人身上書は必ず高校生本人が書かなければなりません。
「個人調査表」は、申請する方が卒業した中学校に提出し、作成を依頼する必要があります。
書類には別紙で「中学校校長様宛の作成のお願い」という依頼用の紙面がついています。個人調査表と一緒に提出し、対応してもらうのが良いでしょう。
退学などで中学校から「個人調査書」をもらえない方で、フリ-スク-ルや登校支援校などに通われていた方は、施設の代表者などに「個人調査書」に代わる書類を作成してもらってください。
作成者から封筒でもらった「個人調査表」は、受け取ったあとで開封すると無効になってしまうので注意しましょう。密封したまま、「育英奨学金申請書」と合わせて財団へ郵送してください。
書類はこちらからもダウンロードできます▼
ダウンロード:「育英奨学金申請書」、「個人調査書(作成依頼文付) ※PDFファイル
ハガキ・FAXまたはメールでの問い合わせは、保護者氏名・郵便番号・住所・電話番号を明記し、『奨学生応募用紙希望』として下記の宛先まで送ってください。
なお、電話対応は平日の月・火・木・金曜日、午前10時~午後3時までです。
追加募集枠の100名を超える場合は、選考により決定します。
選考方法については公開されていません。
募集受付期間は 2021年8月31日 まで。
卒業した中学校に書類を作成してもらわなければならないため、早めの行動がおすすめです。
追加募集で「100名」。応募数が多くなければ必ず採用される可能性のある「コープ育英奨学金」は、条件に正しく該当する方は必見の奨学金です。ぜひ応募してみてください。
参考:http://csap-f-kikin.org/index.html